赤ちゃんが夜中に何回も起きる原因とは?睡眠不足から解消されたい

我が家の9カ月になる赤ちゃん。
可愛い盛りではあるものの夜中に何回も起きるので少し困っています。

夜中に起きては部屋の中をずりばいして、気がついたら私のお腹の上で「あー、うー」と喃語を言いながら、お腹を叩いてきます。

おかげさまで、慢性的な睡眠不足。

もしかしたら、うちの子だけなのか…。
なんて心配もあるので赤ちゃんの睡眠や何回も起きる原因について調べてみました。

「寝る子は育つ」昔からそう言われています。
赤ちゃんにとって睡眠は非常に重要です。

 

子供の睡眠に関してはこちらも併せてご覧ください。
子供の寝かしつけは何歳まで?添い寝がもたらす影響と自立心について!

 

月齢別にみた赤ちゃんの平均睡眠時間

寝ている赤ちゃん赤ちゃんの睡眠時間は長い。
1日の大半は寝て過ごします。

寝るのが赤ちゃんのお仕事です。
月齢別にみた赤ちゃんの気になる平均睡眠時間がこちら。

月齢 平均睡眠時間
新生児から生後1か月 16~18時間
生後2か月から3カ月 14~15時間
生後4か月から6カ月 13~14時間
生後7か月から1歳頃 11~13時間

生まれて間もない新生児は昼夜の区別がつかず2時間や3時間おきに目を覚ましてしまう。

生後4カ月あたりを過ぎたころから体内時計が働き始め、少しずつ昼夜の区別がつくようになると、夜中もある程度まとまって寝てくれるようになります。

 

夜中に起きてしまう理由とは

夜泣きをしてあやされている赤ちゃん赤ちゃんが大きくなると昼夜の区別がついて、夜もまとまって寝てくれるようになる。

そうは言っても、我が家の9カ月の赤ちゃんは夜中に何回も起きる!
赤ちゃんが夜中に何回も起きる原因と解決策を理解して、赤ちゃんもパパもママも良質な睡眠でしっかりと熟睡できるようになりましょう。

 

お昼寝時間の目安

赤ちゃんが夜中に何回も起きるのはお昼寝のし過ぎかもしれません。
大人でも日中に寝過ぎてしまうと、夜は眠れなくなります。

赤ちゃんの月齢別にみたお昼寝時間の目安はこちら。

月齢 回数 お昼寝時間の目安
新生児から生後1か月 2~3時間ごとに寝たり起きたりを繰り返す
生後2か月から3カ月 午前・午後・夕方の3回 午前1時間・午後2~3時間・夕方1時間
生後4か月から6カ月 午前・午後の2回 午前1時間・午後2~3時間
生後7か月から1歳頃 午前・午後の1~2回 午前1時間・午後2時間

赤ちゃんの個人差もあるので参考程度になりますが、もしも極端にお昼寝をし過ぎているようだと、赤ちゃんが夜中に何回も起きる原因になります。

赤ちゃんの成長につれて少しずつ昼と夜の区別をつけるようにしていきましょう。

 

添い乳で寝かしつけている

赤ちゃんをスムーズに寝かしつける方法として、お手軽にできるのが添い乳。
添い乳で赤ちゃんが満足して、スムーズに寝付いてくれます。

しかし、この添い乳が夜中に何回も起きる原因の一つ。

赤ちゃんが、添い乳していないと眠れなくなったり。
おっぱいを飲んでいたはずなのに、夜中に起きたらおっぱいがなくて不安になって夜泣きをしてしまうなど。

添い乳で寝かしつけるのが普通になってしまうと、後からの矯正も大変です。

 

寝る環境を整える

寝る時間に赤ちゃんを興奮させるのはNG!

寝る前のNG行動

・寝る直前までテレビを見ている。
・スマホで遊ばせている。
・赤ちゃんを興奮させるような遊びをする。

赤ちゃんが夜中に何回も起きるようであれば、寝る際にリラックスできる環境にしてあげることが大切です。

スマホやテレビは赤ちゃんを覚醒させてしまいますし、激しく揺さぶったりして赤ちゃんと遊んでしまうと、赤ちゃんが興奮してしまい、夜中に起きるどころか寝つきも悪くなります。

眠りにつく1時間くらい前からはテレビを消したり室内の明るさを調整し、睡眠モードにしてあげましょう。

 

生活リズムを整える

赤ちゃんがある程度、昼夜の区別がつくようになればしっかりと生活のリズムを整えていきましょう。

赤ちゃんは生後4カ月くらいから体内時計が働き始め、夜にまとまった睡眠をとるようになります。

朝起きる時間や眠る時間が不規則だと、赤ちゃんが夜中に何回も起きる原因になります。

毎日決まった時間に起きるようにして、朝はカーテンを開けて太陽の光を取り入れる。
規則正しい生活を心がけましょう。

その為にはママやパパも一緒に「早寝早起き」する必要があります。

 

入眠儀式を取り入れる

入眠儀式とは、眠りにつく際のルーティン(習慣)のこと。

赤ちゃんが寝る前に、子守唄を歌ってあげたり、お腹や背中をトントンしてあげる。
絵本を読み聞かせしてあげるのもおすすめです。

他には、お気に入りの「ねんねアイテム」を見つけてあげて、赤ちゃんが眠る前に持たせてあげる。
例えば赤ちゃんが気に入っているタオルをにぎにぎさせてあげる等。

これから寝ることを赤ちゃんに教えてあげましょう。

 

入眠儀式について詳しくはこちらから。
入眠儀式とは?5つのやり方で赤ちゃんや子供を上手に寝かしつける

 

夜中に起きてしまった時の対応策

笑顔ではいはいする赤ちゃんもしも、夜中に赤ちゃんが起きてしまった場合、どう対応すればいいのか。

真っ暗な部屋の中で赤ちゃんが起きてしまい、ずりばいやハイハイを始めてしまったら心配になってしまいますよね。

続いては、赤ちゃんが夜中に起きてしまった時の対応策についてご紹介します。

 

寝室づくり

まず前提として、赤ちゃんが夜中に起きてしまっても大丈夫なように赤ちゃんに優しい寝室にしましょう。

MEMO
気を付けるポイント

・赤ちゃんが登れそうなものは置かない
・押したら倒れそうなものは置かない
・口に入れたら危ないものは置かない

赤ちゃんが夜中に起きてしまい、ずりばいやハイハイを始めても安全な環境の寝室にしましょう。

危なそうだな。
そう感じるものは寝室には置かないことがおすすめです。

 

安全を確認して放置

もしも、赤ちゃんが何をやっても夜中に起きてしまうようであれば、安全を確認したうえで放置しましょう。

赤ちゃんが夜中に起きるのは当たり前のことだと割り切ってしまい、ある程度自由にやらせておく。

電気をつけてしまったり、遊びの相手をしてしまうのは逆効果です。
と言うのも、赤ちゃんの相手をしてしまうと、余計に目を覚まさせてしまい赤ちゃんの眠りを妨げてしまうから。

赤ちゃんにとって危なそうなものは寝室に置かず、赤ちゃんが夜中に起きる場合は、相手にするのではなく「見ている」だけで大丈夫。

放っておくと、そのまま寝てしまう場合も良くあります。
安全を確認したうえで放置して、再度眠りについたら、お布団に戻してあげる。

赤ちゃんが夜中に起きるからと言って、過剰に反応せずに、完全に目が覚めてしまった場合のみ抱っこするなどの対応をしてあげましょう。

 

まとめ

赤ちゃんが夜中に何回も起きる原因と対応策について書かせて頂きました。

生活リズムを整えることはもちろん、入眠儀式や寝る前の環境も大切です。

それでも赤ちゃんが夜中に何回も起きてしまうようであれば、赤ちゃんに優しい寝室づくりをして、しっかりと見守った上で放置してしまいましょう。

我が家でもそうですが、ある程度放置して見守ってあげるといつの間にか眠りについていることも多々あります。

赤ちゃんにとって危険になりそうな物は寝室には置かない。
赤ちゃんが夜中に起きたからといって相手をしない。
寝たふりをしつつ赤ちゃんの安全を確認し放置して、再度寝付いたらお布団に戻してあげましょう。

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