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最近は加熱式タバコもかなり普及し、身近で吸っている人も多いIQOS(アイコス)。
紙巻たばこと比較しても、においが少ないし吸った感じもある。
以前までは私自身かなり重宝して吸っていました。
しかし現在では、健康リスクや副流煙での家族に与える影響が気になり絶賛禁煙中です。
それ以外にも、お金の影響が大きかったのも事実ですが…。
実際のところIQOS(アイコス)が与える健康リスクや副流煙はどうなのか!?
気になったので本記事の作成を機にリサーチしてみました。
本記事では、IQOS(アイコス)が与える健康リスクや副流煙が気になる方へ向けた記事になります。
ちなみに結論からいうと、健康リスクや副流煙といった心配をするのなら禁煙が一番のおすすめです。
IQOS(アイコス)の概要
ピロリン
Wikipediaによると、IQOS(アイコス)は2014年11月に名古屋で限定発売され、2015年9月には公式のIQOS(アイコス)ショップで販売が開始。
2016年4月から全国のたばこ取扱店へと販路が拡大しました。
発売当初は品薄状態で中々買えない状況が続いていましたが、最近はコンビニでも買えるようになっています。
2019年8月の段階で、公式サイトの発表では愛用者が500万人を突破しているそうです。
IQOS(アイコス)公式サイトより引用
感覚的にもIQOS(アイコス)で喫煙している人は年々増えている気がします。
周囲にも、ちょっと前までは紙巻タバコだったのにいつの間にかIQOS(アイコス)に切り替えている人もたくさんいます。
仕組み
紙巻タバコの場合は煙。
IQOS(アイコス)は300℃で内側から加熱する仕組みで、蒸気になります。
IQOS(アイコス)公式サイトより引用
実際に使っていた時の感想としては、紙巻たばこよりも匂いがつかないし、灰も出なくて吸いやすい。
最初は違和感を感じていても、慣れてくると反対に紙巻たばこが吸えなくなる。
ただし、充電や手入れが面倒というデメリットもありました。
副流煙・受動喫煙はIQOS(アイコス)にも存在する
ピロリン
IQOS(アイコス)は蒸気だから、副流煙じゃないでしょ!なんて屁理屈は言わないで下さいね(^^;
受動喫煙は確実にあります。
ちなみにたばこの副流煙についてはこちらで詳しく解説しています。
併せてどうぞ。
副流煙や受動喫煙とは!タバコが子供に与える影響から禁煙を考える!
IQOS(アイコス)からも発がん性物質や有害物質が出ていることが分かっています。
つまりIQOS(アイコス)を吸って吐いた息にも有害物質が存在し、それを吸うことで受動喫煙となってしまう。
すぐ禁煙で有名なファイザーでは、下記のように書かれています。
ファイザーより引用
この情報によると、加熱式たばこに有害物質やニコチンが含まれていることは勿論ですが、加熱式たばこによる受動喫煙の経験のある人の約37%が、何らかの症状を感じたという調査結果もあります。
他にも、複数の医学会が加熱式たばこによる受動喫煙の影響を公表しています。
ファイザーより引用
IQOS(アイコス)が子供や家族に与える影響は無い!受動喫煙は存在しない!
というのは間違った認識なので、ご注意ください。
IQOS(アイコス)と紙巻きたばこの健康リスクについて
ピロリン
普及してから歴史が浅く、IQOS(アイコス)を始めとする加熱式たばこの健康リスクについては様々な情報があります。
100%言えることはIQOS(アイコス)の健康リスクはゼロではないということ。
健康リスクや家族への受動喫煙を気にするのであれば、間違いなく禁煙がおすすめです。
もしも禁煙を考えているのであれば、この本をおすすめします。
またIQOS(アイコス)からの禁煙については、こちらでも紹介しています!
【実録】アイコス(IQOS)から禁煙した感想!成功率が高いという科学的根拠はない!
紙巻たばことの比較
IQOS(アイコス)を販売しているフィリップモリス社によると、一般的なたばこと比べ有害成分を90%カットしているとのこと。
フィリップモリス社は、IQOSは火をつけて使う一般的なたばこと比べて、燃焼により発生するタール、ホルムアルデヒド、一酸化炭素、アンモニア化合物といった有害成分が少なく(約90%カット)、発がん物質の吸入、歯や壁の着色汚れなどが低減されている、と主張するしかしWHOによれば、かかる主張を裏付ける研究はフィリップモリス社の金銭的支援を受けた1件のみであり、IQOSが健康リスクを低減することを示した独立の信頼できるデータは2017年7月時点で存在しない。
Wikipediaより引用
気になるのは、この主張を裏付ける研究がフィリップモリス社から金銭的支援を受けた1件のみであること。
フィリップモリス社は「従来のタバコに比べて90%の有害物質をカット」を謳っていますが、これに対して異論を唱えている研究者がいるのも事実です。
ちなみにIQOS(アイコス)についてウィキペディアを見るとこんなことも書かれています。
・健康リスクを低減することを示した独立の信頼できるデータは2017年7月時点で存在しない。
・WHOの見解によれば、IQOSをはじめとする加熱式タバコはニコチン依存があり、紙巻きたばこと「同等に危険」である。
・IQOSタバコは、いくつかの有害物質を紙巻きたばこより高濃度で含むという研究結果がある。
引用 : ウィキペディア
健康リスクが紙巻たばこと同じくらいなのか、少ないのかということはハッキリとは分かりませんが、IQOS(アイコス)にも健康リスクがあるということが分かります。
IQOS(アイコス)が家族や子供に与える影響
ピロリン
たばこが辞められないからIQOS(アイコス)にしてるんじゃい!
なんて方も多いと思います。
IQOS(アイコス)も結局はたばこです。
そこのところを理解したうえで、家族や子供に与える影響について考えていきましょう。
タールがないのは本当?
そもそもタールとは一体何なのか?
タールとは、たばこに含まれる有害物質の総称を表します。
喫煙を行うことによりたばこの葉に含まれている有機物質が熱分解され、約4000とも言われる化学物質の結合体であるタールとなります。
そのうちの約200種類が致死性有害化学物質、約70種類以上ががんを作る物質であると言われています。
特にたばこの発がん性のリスクを高めているのが「タール」であり、ニコチンには発がん性物質は含まれていないと考えられています。
ちなみにIQOS(アイコス)は加熱式たばこです。
つまり、タバコの様に燃やして煙を出すのではなく熱することによって、水蒸気が発生します。
タールとはタバコの葉を燃やすことによって発生します。
熱して発する水蒸気にはタールは含まれないと思われがちですが、加熱式たばこは紙巻たばこと同様に様々な有害物質が含まれています。
つまり、IQOS(アイコス)も家族や子供の近くで吸わないほうが良い!
たばこによる健康リスクはこちらに詳しく纏めてあります。
併せてどうぞ。
禁煙セラピーの効果でタバコ1年やめた結果メリットだらけだった
90%の有害物質をカット?
実際にどの位の有害物質をカットしているのかは分かりませんが、どちらにせよ有害物質はゼロではない!
紙巻たばこと比べ90%の害をカットしているのが仮に事実だとしても、受動喫煙は存在しますし、10%の害は残っています。
IQOS(アイコス)は無害だから、子供に与える影響はないだろう。
なんてのは間違いなので気を付けて下さい。
IQOS(アイコス)にも受動喫煙はありますし、無害ではありません。
家族や子供、ましてや妊婦の前で吸うのは絶対に辞めましょう!
誤飲の可能性
更にもう一つ、子供への影響で注意したいのが、誤飲です。
赤ちゃんは何でも口に入れたがります。
赤ちゃんの近くにIQOS(アイコス)のたばこや部品があると、誤飲してしまう可能性があります。
IQOS(アイコス)のたばこは立派なたばこです。
もしも赤ちゃんが誤飲してしまえば大変なことになります。
IQOS(アイコス)関連のものは全て、子供や赤ちゃんの近くには置かないようにしましょう!
【まとめ】受動喫煙や健康リスクを考えるなら禁煙が一番
ピロリン
普及してから歴史が浅く、IQOS(アイコス)による健康リスクが不明確な部分もあることを考えると、紙巻たばこよりも厄介かもしれません。
副流煙や受動喫煙、健康リスクを考えるのなら禁煙が一番です。
禁煙が出来ない!難しい!という風に感じるのであれば、IQOS(アイコス)にも副流煙や受動喫煙、健康リスクがあることを頭の中に入れておきましょう。
そして家族や子供、周囲の人のことを考慮して上手な付き合い方をすることが大切ではないでしょうか。