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今は喫煙に厳しい世の中。
外で喫煙しようと思っても吸える場所は限られています。
ひと昔前であればタバコは電車の中でも吸えましたし、場所の制限はそれほどありませんでした。
受動喫煙や副流煙の危険性が鮮明になり、タバコの煙が与える影響は子供にも大人にも大きいことがわかっています。
私はタバコからIQOS(アイコス)に変わり、そして現在は禁煙中です。
喫煙は自分だけではなく、受動喫煙や副流煙によって妻や子供にも健康被害をもたらします。
という訳で今回はタバコの受動喫煙や副流煙によって、子供にどんな影響や健康被害を与えるのか。
そもそも受動喫煙や副流煙とは一体何かについて記事にしました。
受動喫煙とは
ピロリン
受動喫煙(じゅどうきつえん、英: passive smoking)とは、喫煙により生じた副流煙(たばこの先から出る煙)、呼出煙(喫煙者が吐き出した煙)を発生源とする、有害物質を含む環境たばこ煙(ETS)に曝露され、それを吸入することである。間接喫煙(かんせつきつえん)、二次喫煙(にじきつえん)ともいう。
Wikipediaより引用
簡単に言えば受動喫煙とはいい迷惑。
人の喫煙のせいで、吸ってもいない自分にも健康被害があることを考えれば、迷惑でしかありません。
副流煙とは
ピロリン
主流煙・・・・タバコを吸う人がフィルターを通って直接吸う煙。
副流煙・・・・タバコの先端の火のついた部分から出る煙。
呼出煙・・・・タバコを吸った人が吐き出した煙。
喫煙している人の周りには副流煙・呼出煙が漂うことになります。
そして、その煙を吸うことが「受動喫煙」と言います。
子供や大人に与える影響と健康被害
ピロリン
・ニコチン・・・・依存症を引き起こし、血液の流れを悪くする。
・タール・・・・・発がん性物質が含まれ発がんの危険性を高める。
・一酸化炭素・・・血液中の酸素の巡りを悪くし、心臓や脳の働きを悪くする。
健康被害
2004年と古いデータではありますが、受動喫煙が原因で亡くなった人は世界で60万人。
日本で言うと年間で約6,800人が亡くなっていると報告されています。
ファイザーより引用
その他にも、日本医師会によるとタバコを吸う夫の妻は肺がんのリスクが1.3倍。
喫煙者と同居する子どもの尿からはニコチン代謝物を検出されるそうです。
日本医師会より引用
受動喫煙により咳や痰が出るようになったり、糖尿病や精神疾患、更には認知機能低下においても関連があると言われています。
仮に分煙したとしても、タバコの煙の被害が完全になくなることはない。
事実、換気扇の下でタバコを吸っていても、子供の尿から大量のニコチンが検出されたというデータもあります。
やはりタバコの健康被害は恐ろしい…。
喫煙している方は禁煙をおすすめします。
私と一緒に頑張りましょう!!
禁煙セラピーの効果でタバコ1年やめた結果メリットだらけだった
子供に与える影響
タバコの受動喫煙や副流煙によって、子供の健康にどんな影響があるのかと言うと。
・せき、痰、息切れなどの呼吸器への影響。
・肺炎や気管支炎、中耳炎。
・乳幼児突然死症候群(SIDS)
等が考えられます。
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、元気だった赤ちゃんが何の予兆や病歴のないまま、眠っている間に突然死亡する。
原因の分からない病気ではありますが、タバコは乳幼児突然死症候群(SIDS)発生の大きな危険因子として考えられています。
両親とも喫煙しない時に比較すると。
父親もしくは母親のみが喫煙の場合で乳幼児突然死症候群(SIDS)発生のリスクは2.5倍。
父親・母親ともに喫煙する場合で5.77倍になります。
ファイザーより引用
学力について
タバコは子供の健康面だけではなく、学力についても影響を及ぼします。
受動喫煙は子供の頭を悪くする!
アメリカで行われた子供の学力と受動喫煙との関係の調査によると、「読解力」や「集中力」が低下する。
と言う結果が出ました。
タバコから出る有害物質の中には、血液中の酸素の巡りを悪くし、脳の働きを悪くします。
酸素が脳に行きにくくなれば頭の回転も悪くなる。
受動喫煙により、子供の「読解力」や「集中力」の低下を招くということ。
子供の教育を考え頭を良くしたいのであれば、まずはパパやママの禁煙が絶対条件ということです!
加熱式タバコも同じ
受動喫煙や副流煙の影響は加熱式タバコなら大丈夫というのは間違った認識です。
タバコ会社によっては、普通のタバコと比べるリスクが少ないと発表しているところもありますが、この主張を否定する情報もあります。
歴史が浅く様々な情報が出回っているため、紙巻きタバコよりも厄介かもしれません。
加熱式タバコが普及してから時間がたっていないので、健康被害は未知数な部分があります。
アイコスの受動喫煙や健康リスクはこちらも併せてご覧ください。
【IQOS・アイコス】副流煙と健康リスクの影響!家族や子供を考えるなら禁煙するべき!
アイコスからの禁煙は成功しやすいのか?こちらの記事も併せてどうぞ!
【実録】アイコス(IQOS)から禁煙した感想!成功率が高いという科学的根拠はない!
喫煙後30分は息から有害成分が出る
ピロリン
なんて考えは間違った認識!
何故かというと、タバコの煙の成分は吸い終わった後の30分程度は呼気から出続けているからです。
換気扇の下やベランダでタバコを吸えば問題ないかと思われがちですが、そんなことはありません。
先ほども説明しましたが、分煙したとしてもタバコの煙の被害が完全になくなることはありません!
そして煙の成分は喫煙後30分は呼気から出続けています。
受動喫煙に詳しい、産業医科大学・大和教授によると、
「(目に見えない)煙の成分は、タバコを吸い終わった後も20~30分は呼気から出つづけている」
家族や子供の健康を考えるなら、タバコを吸う場所を考え、更に喫煙後30分は近づかないほうが良い。
ここまでくると、喫煙している方がストレスになります。
三次喫煙について
ピロリン
二次喫煙とは受動喫煙のことを指しますが、三次喫煙とは残留受動喫煙とも呼ばれ、タバコを吸った後に出る目に見えない煙の成分は様々なところに付着し、知らぬ間に有害物質を吸入してしまうことを言います。
タバコを吸った人の手や洋服、髪の毛はもちろん、部屋で吸っているならカーテンやカーペット、壁にも付着してしまいます。
洗える箇所であれば、タバコによって付着した有害物質を洗い落とせばいいが、洗えない箇所には有害物質が付着し続ける。
有害物質が付着した部屋で子供と過ごすと、タバコの影響を子供に与えてしまいます。
まとめ
私は現在禁煙中です。
禁煙を続けていくために、自分自身の戒めも込めてこの記事を作成しました。
やはりタバコが与える影響は恐ろしい。
子供の健やかな成長を願い、家族の健康を本気で考えるなら、受動喫煙についての知識を持ち、タバコが与える影響を良く考える必要性があるのではないでしょうか。