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花粉症の低年齢化が進んで、小さい子供でも花粉症を発症するケースが増えている。
花粉症の症状は鼻水やくしゃみ等、風邪と似ている部分があり、風邪との見分け方が難しい場合もあります。
2月以降に子供の鼻水やくしゃみが止まらない場合は、花粉症を疑った方良いかもしれません。
今回はそんな、子供の花粉症と風邪との見分け方について解説していきます。
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子供の場合、風邪との見分け方は難しい?
子供が小さいと、自分の症状を言葉で相手に伝えることが難しい。
子供は、体調が悪いとぐずり出して泣き止まなかったり、はたまた元気がなく、ぐったりとしてしまうこともあります。
子供の些細な変化には周囲の大人が気付いてあげるべき。
パパやママ、祖父母や保育園の先生等、子供のちょっとした変化に周囲の大人がすぐに気づく事が出来れば、素早い対応を取ることが出来ます。
子供の花粉症と風邪の見分け方を知れば、子供の花粉症に早く気付いてあげることも出来ます。
子供の花粉症の症状
大人と子供とでは花粉症の症状が若干ですが異なります。
まずは子供の花粉症の症状について解説します。
鼻づまり
子供が花粉症になった場合、くしゃみよりも鼻づまりが多い傾向があります。
理由は、子供の鼻が小さいから。
鼻が小さいからつまりやすく、そして鼻から花粉も入ってきにくい。
そのため、大人と違って子供の花粉症の場合、くしゃみがあまり出ません。
もしも、子供が口呼吸ばかりしている場合は注意深く観察してあげてください。
口があいてばかりいる場合は鼻づまりの可能性があります。
粘り気のある鼻水
大人が花粉症になると、サラサラとした水のような鼻水が出ますが、子供の場合は少し粘り気のある鼻水も出ます。
鼻づまりが原因で、粘り気のある鼻水が出ると言われています。
鼻がムズムズしている
鼻の中のかゆみが原因で鼻をムズムズさせていたり、かいてしまう。
また、鼻をいじりすぎて粘膜を傷つけてしまい、鼻出血が起こる場合もあります。
目のかゆみ
子供の場合、目のかゆみに我慢できず、頻繁に目のあたりをこすってしまいます。
結果、目が充血していたり、目の周りにむくみが発生します。
目を強くこすってしまうと目の表面に傷が出来てしまい、感染症や視力低下の原因にも繋がりかねません。
顕著にあらわれる症状
風邪と花粉症は症状が似ている部分があります。
例えば鼻水は風邪にも現れる症状で、鼻水だけで花粉症と風邪を見分けるのは難しいものがあります。
花粉症に顕著にあらわれる症状を把握しておきましょう。
症状の長期化
風邪の様に一過性のものではなく、鼻水や目のかゆみ等と言った花粉症の症状が長期化した場合、花粉症の疑いを持った方が良い。
春のスギやヒノキだけではなく、夏から秋にかけても「草元花粉」といった、イネ科やキク科の花粉が飛散します。
こちらはエスエス製薬さんのHPに記載されていた、関東エリアの花粉年間カレンダーになります。
引用 : エスエス製薬 アレジオン
こちらの花粉カレンダーは関東エリアになりますが、見て分かるように1年中何かしらの花粉が飛散していることが分かります。
もしも鼻水や目のかゆみなどの症状が長引いた場合、花粉症の可能性が高い。
他にも花粉だけではなく、ハウスダストといったダニや細菌などが原因でアレルギー症状が出ているケースもあります。
熱が出ない
花粉症で微熱が出る場合があっても、高熱が出る可能性は低い。
花粉症と風邪の見分け方として、子供の熱の有無も注意深く観察しましょう。
目のかゆみ
風邪を引いて、目のかゆみはほとんど出ることはありません。
子供が頻繁に目の痒みを訴えていたり、目をこすっているときは花粉症を疑ってみましょう。
何科で受診するべきか
子供の花粉症は小児科・内科で受診することが出来ます。
薬の処方が中心となり、一般的な治療は、小児科・内科で問題ありません。
専門性が高いのは耳鼻科やアレルギー科になります。
ただし、花粉症のシーズンは耳鼻科は激混みになるので注意が必要となります。
個人的には花粉症の症状が、それ程重くないようであれば、まずは小児科や内科の受診がいいのかなと思います。
まとめ
ピロリン
花粉症と風邪との違いを知った上で、周囲の大人が注意深く観察する必要があります。
花粉症は大人だろうと子供だろうと辛いものです。
もしも、子供に花粉症と思われる症状が出ているようなら、病院で医師に相談することをおすすめします。