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花粉症の人は毎年、2月頃から花粉症の症状が出始めます。
ピロリンも花粉症で、春の陽気は好きでも花粉症は辛い!
子供の頃は花粉症ではなかったのに、大人になってから花粉症になった人も多いのではないでしょうか。
子供でも花粉症になるのか?
子供の花粉症はいつからなるのか?
子供がいる人であれば、子供と花粉症の関係が気になりませんか?
今回はそんな子供と花粉症について解説していきます。
こちらも併せてご覧ください。
【子供の花粉症対策】6つのポイントとおすすめのグッズ紹介【子供の花粉症】風邪との見分け方、大人との違いについて
花粉症とは一体
花粉症とは。
毎年花粉の時期になると、鼻水・くしゃみは出るわで、集中力が途切れがちになり頭の回転も鈍くなったりします。
花粉症のメカニズム
花粉症のメカニズムについてはエスエス製薬さんが分かりやすく説明しているので引用させて頂きます。
花粉症とは、体内に花粉(アレルゲン)が入ってきたとき、それを排除しようとする、「免疫反応」によって、鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状が起こることをいいます。花粉症の主な原因は、抗原抗体反応によるものです。空気中を浮遊しているスギ・ヒノキ・イネの花粉などのアレルゲン(抗原)が鼻粘膜に付着すると、体内に抗体が作られ、肥満細胞という名の細胞とくっつきます。
その後、再びアレルゲンが侵入すると、肥満細胞からヒスタミンなどのアレルギー誘発物質が放出され、ヒスタミン受容体(ヒスタミンを受ける鍵穴)と結合し、鼻水、鼻づまり、くしゃみ等のアレルギー反応を起こします。
引用 : エスエス製薬 アレジオン
2018年 花粉の飛散量
花粉症の人であれば気になるのが花粉の飛散量。
2018年の花粉の飛散量についてもエスエス製薬さんが分かりやすく纏めています。
引用 : エスエス製薬 アレジオン
札幌、富山、岡山、福岡を除いた地域では花粉の飛散量は多いとのこと。
2018年の春は花粉症の人にとって辛い年になりそうですね。
0歳でも花粉症になるのか?子供の年齢について
2018年は花粉の飛散量が多いことを考えると、花粉症を発症する子供も多いかもしれません。
今年の春は、大人も子供もマスクが必須アイテムになりますね。
それでは本題の子供と花粉症の関係について解説していきます。
子供の花粉症が増加傾向
何でも、子供の花粉症は増加傾向にあるとか。
子供の花粉症が増加傾向にあるハッキリとした原因は解明されていないものの、一説には。
- 食生活の変化。
- 子供の免疫力の低下。
- 共働き家庭が増加し、花粉を除去(掃除)出来ていない。
以上が考えれるそうです。
確かに現代と昔とでは生活環境が大きく変わっていますし、「子供の体力が減少傾向にある」なんて話も良く聞きます。
それらを考えても、昔に比べて子供の花粉症が増加しているのも納得が出来る話ですね。
3人に1人の子供が花粉症
ロート製薬さんが0歳から16歳の子供を持つ父母を対象に「子供の花粉症」についてアンケート調査を実施しています。
その調査によると「花粉症である」と親が実感している子どもは32.7%(「花粉症」+「花粉症も通年性アレルギー性鼻炎も両方」)という結果になっています。
引用 : ロート製薬
- 花粉症 21.8%
- 花粉症と通年性アレルギー鼻炎の両方 11.0%
- 通年性アレルギー性鼻炎 13.7%
- いずれでもない53.5%
という結果になっています。
日本では3000万人以上が花粉症患者と言われていて、大人も子供も花粉症の人は多いということになります。
何歳から発症
なんでも、花粉症は低年齢化が進んでいるとか。
先ほどと同様にロート製薬さんのアンケート結果に興味深いデータがあります。
引用 : ロート製薬
このデータを見ると、
0歳から5歳までに花粉症を発症した子供が43.4%。
0歳から10歳までに花粉症を発症した子供が80.4%。
11歳からは減少傾向にあることを考慮すると、
子供が花粉症になる場合、11歳までに発症するケースが多い。
ピロリンが子供の頃は、周囲に花粉症の子供はあまりいなかった記憶があります。
やはり、花粉症の低年齢化が進んでいるのは事実だと感じています。
0歳で花粉症にはならない
ロート製薬さんのアンケート結果を見ると、0歳でも花粉症を発症している子供がいますが、果たして本当に0歳でも花粉症になるのでしょうか?
0歳で花粉症を発症する可能性は限りなく低いと考えています。
アンケート結果では0歳で花粉症を発症したと答えている方がいますが、花粉症に過敏に反応して、鼻水やくしゃみが出ていたり、風邪と花粉症の見分けがつかずに、花粉症だと判断した可能性があります。
花粉症は早くても1歳頃から発症するものです。
理由は、IgE抗体はすぐに働かないから。
どういうことかと言うと、
体内に入り込んだ花粉を異物と認識して、花粉に対抗するためにIgE抗体を作り出しますが、このIgE抗体はある程度蓄積されないと、花粉症の症状が出ることはない。
体内に入った花粉が一定量を超えるとIgE抗体が花粉と結びつき、花粉症の症状である、くしゃみや目のかゆみ、鼻水と言った諸症状を引き起こす化学物質が作られます。
花粉症になるには、まず最初の年に花粉に接触することが必要なので、もしも0歳で花粉と接触しIgE抗体が作られたとしても、すぐに花粉症になるのではなく、実際に花粉症を発症するのは2シーズン目からになります。
つまり、子供の花粉症はいつからかの答えは、早い子だと1歳から花粉症になる可能性がある。
ということになります。
まとめ
ピロリン
子供の花粉症は早い子だと1歳頃から発症します。
昔は花粉症の子供は少なかったが、昔と今とでは生活習慣が変わり、子供の体力や免疫力が低下してきたことから、花粉症の低年齢化が進んでいます。
子供の花粉症は風邪と見分けがつきにくいため、きちんと花粉症に対する予防策を立てることが大切になってきます。