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子育てに正解はありませんが、最近では「叱らない子育て」をしている人もいるようです。
私は子育てにおいて「叱る」は必須だと思っています。
子供を叱るのにはエネルギーを使いますが「叱る」という行為は、子供がしっかりとした大人に育ってほしいと思う親の「愛情」でもあります。
しかし、間違った叱り方をするとそれはただの「怒る」に変わってしまう。
「怒る」と「叱る」は全くの別物です。
子供の為にも上手な叱り方を理解していきましょう。
ダメな叱り方には要注意!
ついつい言ってしまう叱り方の中に、子供に良くないダメな叱り方があります。
・感情的になってしまう。
・長すぎる。
・子供の話を聞かない。
・人格を否定する。
・早くしなさい!
・何回言ったら分かるの!
子育てをしているとイライラしてしまう場面は多々ありますし、感情的になってしまうこともあります。
頭では分かっていても、ついつい言ってしまう。
気持ちは痛いほど分かります。
それでも、ダメな叱り方を続けていると子供の自己肯定感が低くなり、悲観的になりやすくなったり、チャレンジ精神に乏しくなる。子供自身が自分を否定するようになってしまいます。
イライラしてついカッとなって怒ってしまう時は、深呼吸したりお水を一杯飲むなどして一度心を落ち着かせましょう。
子供のダメな叱り方はこちらから。
子供のダメな叱り方!ついついやってしまいがちな言動に要注意
子供を何故叱らなければいけないのか?
理由は、子供に善悪の区別を教えるため。
もっと言えば、子供に「きちんとした大人になって幸せになってもらいたい」からです。
子供の為を思うからこそ親は叱るのです。
そうは言っても、「親の心子知らず」
そんな親心は子供には伝わりにくいものです。私も小さいころはそうでした。
親という立場になって初めて分かったことがたくさんあります。
感情的になって子供を叱った後は、後悔や反省をしてしまうものですし、パパやママのストレスも溜まってしまいます。
6つのポイントで子供を上手に叱る
子供を立派な大人に育てたい。
大人になった時に社会のルールやマナーを守って、自立した一人の人間として人間力を高めてもらいたい。
その為には「教育」や「しつけ」が必要です。
ダメなことはダメときちんと叱ってあげる。
6つのポイントで上手な叱り方を理解していきましょう。
怒ると叱るは別物
ついカッとなってしまって、子供を怒鳴りつけたり叩いてしまう。
子供のことを思った行動ではなく、自分の都合に合わせて子供をコントロールしようとする。
これは上手な叱り方とは言えません。
「叱る」ではなく「怒る」になります。
子供はパパやママの言ったとおりには動いてくれません。
そんな時に腹を立てたことを子供にぶつけてしまうのはNG。
叱るという行為は、もっと良くなって貰いたいという「子供への思い」が前提です。
感情をぶつけるだけの「怒り」には注意しましょう。
短く簡潔に
上手な叱り方をする人に共通するのが。
短くて簡潔な叱り方。
うだうだと長いお説教は、結局何が悪かったのか伝わりません。
いけなかったところをピンポイントでガツンと言う。
そして、その理由をきちんと説明するのが上手な叱り方。
叱っている最中に話が脱線して、別の内容の事まで叱るなんて行為は気を付けましょう。
その時に叱っている内容と、理由を説明するのに時間はかかりません。
1分もあれば終わってしまいます。
目を見て叱る
子供を叱る時は目を見て叱りましょう。
叱っている最中に、パパやママは「真剣なんだ」という思いを子供に伝えるのが上手な叱り方。
叱られている最中は子供は目を背けがちになると思いますが、そんな時はきちんと。
「こっちを向きなさい」
そう言ってあげましょう。
叱っている側の真剣さが子供に伝われば、自分のしたことが良くない行為だったことを子供が理解できます。
後から蒸し返さない
子供を叱るなら、その場で叱ることを心がけましょう。
後になって叱っても子供は忘れている場合があります。
つまり、何が悪かったのかが子供に伝わりにくい。
叱るタイミングも上手な叱り方のポイントです。
後から蒸し返して、「あの時は!」なんて叱り方には気を付けましょう。
受容が大切
子供が悪いことをしてしまった場合、まずは子供の話に耳を傾けてみましょう。
何故そんな事をしてしまったのか、いけないことと理解しているのか。
まずは一度、子供に理由を聞いてみる。
そして子供の気持ちを理解したうえで、「なるほど、確かにその気持ちもわかる、だけども…」
といった形で、大人の目線で改善点を提案する。
カッとなってしまったパパやママの気持ちを落ち着かせるのにも、子供の話に耳を傾けるのが有効的です。
叱った後のフォロー
ただ単に叱るだけでは上手な叱り方とは言えません。
叱った後のフォローが大切です。
パパやママに叱られるというのは子供にとって辛く悲しいもの。
子供がきちんと分かってくれたらハグをしてあげる。
叱られた内容が直っていればきちんと褒めてあげる。
フォローをすることで親の愛情を子供に伝えてあげましょう。
一番大切なのは子供に愛情をもって叱ること
ピロリン
ここまで、上手な叱り方をご紹介しましたが一番大切なのは愛情をもって子供を叱ることです。
子供には将来幸せになってもらいたい。
社会人として自立した大人に育ってもらいたい。
そう思うからこそ、親は子供を叱るのではないでしょうか。
育児にストレスはつきものです。
感情的に怒っているようだと余計にストレスも溜まります。
上手な叱り方をしていれば、今まで怒っていたことが実は「怒る必要が無いこと」だった。
なんて場合もあります。
感情的になってしまうと冷静な判断が出来ません。
カッとなってしまった時は深呼吸。
心を落ち着かせてから子供と向き合いましょう。