売電価格の推移!我が家の太陽光設置費用の回収は10年では不可能!?

マイホーム計画中に特に気にせず設置してしまった太陽光。

なんとなくあったらお得でしょ!適な感覚で設置してしまったものの、今さら気になったのが太陽光設置費用は回収できるのかどうか!?

売電価格の推移は年々下がっているが太陽光設置費用も年々下がっている。
んで、結局のとこつけるとお得なのか!?

我が家では既に太陽光を設置していますが、気になったので調べてみました(‘◇’)ゞ
マイホームを計画中の方や太陽光に興味がある人の参考になればと思います。

 

回収年数を算出するための情報

道

計算してみた結果、太陽光設置費用は10年では回収が難しそうです。
太陽光や売電に関する情報を集めて計算したので詳しくは続きをどうぞε=┏(·ω·)┛

 

売電価格の推移

売電価格は少し複雑です(-ω-;)ウーン
と言うのも条件によって売電価格が変わるから。

簡単に売電価格の推移をグラフで作ってみました٩(ˊᗜˋ*)و
こちらの売電価格のグラフは我が家での条件になります。

売電価格のグラフ

我が家の太陽光の場合、売電価格は1kWhあたり26円。
ちなみに我が家はこんな感じの条件。

MEMO
条件
☑10kW未満
☑単独設置
☑出力制御義務なし

同条件で2012年は1kWhあたり42円だったことを考えると売電価格がかなり下がったことが分かります。

我が家では1kWhあたり26円ですが10年間の間だけ。
10年過ぎると売電価格はどうなるか分かりません。
恐らくもの凄く下がると思われます┐(´~`)┌ ヤレヤレ

その他の条件については固定価格買い取り制度-Wikipediaで詳しく見れます。

売電価格の推移

固定価格買い取り制度-Wikipedia : より引用

 

太陽光設置費用の推移

こちらをご覧ください(‘◇’)ゞ

太陽光設置費用の推移

電源種別(太陽光・風力) のコスト動向等について – 経済産業省 : より引用

これによると太陽光発電(10kW未満)の設置費用は平成28年(2016年)で36.7万円 / kW。

例えば我が家の場合、4.85kWなので。

2016年の平均価格で計算すると4.85kWを約178万円で設置できるということ。
うーん、なるほど。
我が家の太陽光設置費用は178万円よりも少しだけ安かった。
2018年度に設置したものなので平均価格はもう少し下がったんでしょう。

我が家の太陽光設置費用はほぼ平均っぽいですね٩(ˊᗜˋ*)و

 

1kWあたりの平均発電量

続いて調べてみるのが1kWあたりの発電量。
これは太陽光の種類は勿論ですが、天気や住んでいる地域によっても変わってしまいます。
なのであくまで平均で考えてみました!

JPEA 太陽光発電協会 : より引用

JPEA 太陽光発電協会のQ&Aを見てみると「設置容量1kWあたりのシステム年間発電量を約1000kWhとし、」と記載してありました。

そうすると我が家の4.85kWの太陽光は、平均で考慮すると年間4850kWhの発電をしてくれる訳ですね。
月のアベレージで考えると4850kWh÷12カ月≒404.1kWh。

想定発電量の表

ちなみに2019年4月の我が家の発電量は516kWh!
日照時間が長いと月のアベレージは超えていきそうです(゚∀゚ノノ゙パチパチパチパチ

詳しくはこちらをどうぞ!
家族4人で春の光熱費はいくら?太陽光の売電金額と併せて公開!

 

10年間では回収できない!?

黄昏る男

我が家の場合26円/kWhは10年間の間だけ。
売電価格が明確に分かっている期間のうちに太陽光設置費用を回収したいのですが、どうもそれは難しそうです。

調べた情報を基に計算してみたので続きをどうぞε=┏(·ω·)┛

 

想定できる10年で計算

それでは早速計算していきます(‘◇’)ゞ

まずは年間の売電金額!


4850kWhが平均で考慮した年間の発電量。
26円が1kWhの金額。

つまり年間で126,100円稼いでくれる計算です(´▽`)アリガト!

これが10年間続くと。


1,261,000円…。
んっ。あれっ。

平均で考慮した太陽光設置費用が約1,780,000円。

売電金額が固定の10年で回収出来んやんけー( ゚∀゚) ・∵. グハッ!!

519,000円残る計算です(-ω-;)ウーン

 

10年後の売電金額

先のことは誰にも分かりません。
ただし経済産業省から気になる文言を見つけました。

それがこちら。

平成28年度調達価格及び調達期間に関する意見 : より引用

これによると、「買取期間終了後の売電の便益として、現時点においては11円/kWh程度を想定することとした。」との記載があります。

かなり不確定要素ですが10年後は11円/kWhが目安になるかもしれません。

 

10年後を計算

先ほどの計算では10年後に519,000円回収できなかった訳ですが、これを仮に11円/kWhで計算するとします。

発電量が変わらずに年間4850kWhであれば。


11円/kWhになると年間で53,350円(-ω-;)ウーン

ってことは10年間533,500円。
残りの分を回収しようと思ったら更に10年弱かかる( ゚∀゚) ・∵. グハッ!!

太陽光設置費用の回収を10年後も売電に頼ってしまうと合計で20年近くかかる計算になってしまいました・゚・(ノД`)・゚・

 

メンテナンス費用

機械は劣化します。
20年間ノーメンテナンスで行けるほど甘くありません。

先ほどもご紹介したJPEA 太陽光発電協会によると。

JPEA 太陽光発電協会 : より引用

太陽光やパワーコンディショナはメンテナンス等が必要。
故障している個所があれば更にお金がかかってしまいます( ゚∀゚) ・∵. グハッ!!

 

まとめ ~太陽光はおススメする?しない?~

太陽と緑の葉

太陽光のある家に引っ越してきてまだ日が浅いので、何とも言えませんが。
今の段階では個人的に太陽光はおススメします。

あっ…。
自分が設置したからといってポジショントークしてるわけではないですよ(^^;

今回出した数値は平均を考慮した数値。
太陽光設置費用に関しても実際はもう少し安かった。
1年間住んでみないと分かりませんが、発電量が平均を上回る可能性もあります。

更に10年後には蓄電池を導入すれば、夜間であっても自分たちの使う電気を太陽光で賄える。
エコで地球にも優しい!

そして何より、毎月売電金額が入ってくるのが嬉しい( ̄ー ̄)ニヤリッ

住んでいる地域や予算、10年後のビジョン。
はたまた価値観に応じて太陽光の導入を考えてみては如何でしょうか。

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